Q&A よくある質問

歯根治療が終わって、固いものを食べたら噛むたびに、ずきずきします。普段は痛まないのですが・・、大丈夫でしょうか?

休んでいた歯のセンサーが反応したのです。少しの間、治療後のリハビリをしましょう。

歯根の治療が終わると、患者さんにとっては痛みからから解放されて、とっても嬉しいことですよね。見た目もきれいになるので、私も患者さんの笑顔をみるのがとっても嬉しいのですよ!

しかし、歯根の治療は、ある意味「外科手術」を施したことと同じだと考えてください。例えば、スポーツ選手が脚の手術をしていきなり走るなんてことはありません。
脚の筋肉を慣らすために、歩く練習をするなどのリハビリを行いますよね。歯も同じことがいえます。歯のクッションである「歯根膜」というものがあって、ここが強い力がかかっても安心できるクッションなのです。
治療中は、患者さんも噛むことを避けていますので、丁度、歯根膜が休んでいる状態が長く続いているのです。

歯根治療が終わったあとは、出来るだけ柔らかいものから始めて、徐々に固いものに慣らしていってあげてください。
最後に、歯根治療後の歯はある意味、義手・義足と同じ人工物です。長く使い続けるために、ブラッシングや定期健診を受けるようお勧めします。